ウキにもっとも向いていない材料を考える

自作ウキのネタはあれこれあるのですが、消えてしまったヤフーブログの中に「ウキ作りに最も適した材料」という極めて常識的なアプローチをしていたものがありました。これだと「あれだ、これだ」と色々な話が出てきてまとまりが悪いようなので、今回逆に「最も適していない材料」というアプローチをしてみることにしました。



最近のフカセはだいたい「どんぐりウキ」が主流なようなので、このウキについて考えてみると・・・
1.使用するのは磯か防波堤 だから持ち上げて落すと岩かコンクリートの上ということになり、傷がついたりヘコんだりする柔らかい材料は不向き。
2.傷がつくと塗装がハゲたりヒビが入ったりして浸水することがある。よって水を吸いやすい材料は不向き
3.防水のため、あるいは視認性を上げるため塗装が不可避。塗料というものは柔らかいものには乗りにくい。
4.特定に形状に削り出す必要があるので工作は柔らかい材料が向いている。
5.浮力の中心(メタセンター)の位置を自在に決められる材料が向いている。このことはウキの性能において実は最も重要なことながらまだ統一見解がでていない。というか研究がロクにされておらず、超有名メーカーの製品においてすらあくまでも感覚で語られている。
6.水に浮く材料のほうが成型しやすい。沈む材料は浮力を出す工夫が必要となる。
7.安いに越したことはない。

くらいになるかと思います。
ここまでくれば大体みなさんご想像がつくと思います。
実は ウキに最も向いていない材料は「桐」なのです。

だってちょっとしたメーカーの製品は1ケが¥1,000以上(!)するんですよ。
そしてその高価な理由の最大のものは「塗装」と「浮力調整」です。要するに「手間」
・・・すいません。無意味だと思います。
桐が向いている理由はたった1つ。「柔らかくて切削しやい」ということだけです。まあ、あえてもう1つだけ加えるとするなら「水より軽い」ということでしょうか。さらにどうしてもと言えば、言いにくいことながら「簡単に壊れるのでメーカーは儲かる」という点だと思います。なにせ1ケセンエソw
なんでこんな材料を使う気になったのか不思議でなりません。
せめてもう少しまともな木材というならば「桜」か「欅」あたりが、比重0.7くらいで、強度も耐水性(吸水性)も桐よりははるかに上で、長持ちするよいウキが作れると思います。現に壊れても修理が効く手作り「竹下ウキ」の材料は「桜」です。

ということで、実はウキの最も重要なファクターの1つである「浮力中心」について次回は考えてみたいと思ったりして、つびこんてぬ。




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